実はハウスクリーニングにはたくさんの種類があります。
大きく分けると施設やビルなどのクリーニングを行う「ビルメンテナンス」
(通称ビルメン)と戸建やマンションを個別で伺う「ハウスクリーニング」となります。
ハウスクリーニングのカテゴリー
ハウスクリーニングにも種類があります。
新築のマンションや一戸建てをお引き渡しまでに数回クリーニングする「美装クリーニング」
売却している建物室内をクリーニングする「空き室クリーニング」
また、ご在宅中にクリーニングをする「在宅クリーニング」
美装クリーニングや空き室クリーニングでは、通常お客様の顔を見ることがありません。
(買い主様からの依頼で入るハウスクリーニングは別ですが。)
住まわれる方とお話をすることがないのでお客様が何を気にされて、ハウスクリーニングに
何をお求めになっているか、お話を聞く機会が少ないのです。
では、お客様がハウスクリーニングに求めるものとは?
10年以上、ハウスクリーニング業を営んでおりまして、「お客様が求める
クリーニングは何か」を簡単にまとめますと次のようなことがあげられます。
■見えないところまで綺麗にしてもらえるか?
(例:便器の縁裏・収納の下場・浴室水栓金具下など)
■日常清掃でどうしても自分で落とせない汚れを綺麗にしてもらえるか?
(例:浴室の硬い水垢・トイレ便器の尿石・黒カビなど)
■来てくてる人は安心して頼める方なのか?
(例:質問をしても的確な答えが出来ない・服装がだらしないなど)
作業内容がまとめられている一覧表などがあるかもポイントです。
弊社では事前にお客様へ「ハウスクリーニング作業内容表」をお渡ししております。
※画像をクリックすると拡大します。
ハウスクリーニングは知識と経験が重要です。
ブラソでは「お掃除」と「ハウスクリーニング専門業者」は全くの別物と考えています。
ご自分で出来るようなお掃除に数万円のご料金をかける方は少ないでしょう。
お客様は「プロフェッショナル」が行う「ハウスクリーニング」に対価をお支払いになるはずです。
例えば、洗剤の知識が少ない方がハウスクリーニングをいきなり始めたとしまします。
「掃除の延長でしょ」くらいの気持ちで材料屋さんに行き、浴室用洗剤・トイレ用洗剤・
キッチン用洗剤や清掃用具を揃えてもらい現場へ入ります。プロが使用する洗剤は市販品と
比べ強力で取扱いを間違えると取り返しのつかない結果を招きます。
(経験や知識があれば回避できます。)
「混ぜるな危険」という文字をお風呂の洗剤やトイレの洗剤でよく見かけると思います。
これは塩素系の洗剤と酸性洗剤を混ぜてしまうことにより「塩素ガス」を発生させることで
塩素ガス中毒を起こしてしまいます。(吸い込むとすごく苦しみます。)
また、浴室では水垢を柔らかくするのに「酸性洗剤」を使用します。酸性洗剤が水栓金具など
メッキ仕上げ部分に付着して放置してしまうと「酸焼け」を起こし黒ずんでしまうのです。
最悪の場合、傷だらけにされてしまうことも。。
実際、クリーニングに伺い傷だらけになっている浴室の壁パネルや水栓金具・バスタブを
見ることがあります。一度、傷がついてしまうと汚れや水垢が傷に入り込んでしまい、
落とすのがすごく大変になります。(汚れを落としても細かい傷があることで、光沢が失われ
綺麗に仕上がらなくなってしまいます。)
日常のお手入れでも間違ったお掃除方法でお手入れをしますと、傷だらけにしてしまうことが
ございますので、評価の高い信頼できる施工会社にご依頼され、お手入れの方法をお聞きになるのが、お住まいを綺麗に保つ秘訣と言えるでしょう。